甘い誘惑、でも“からだ想い”がいい
気温が上がると、ついつい手が伸びるのが冷たいスイーツ。
アイス、プリン、ゼリー…そのどれもが魅力的ですが、市販のものは意外と高カロリー&高脂質。しかも、白砂糖や添加物がたっぷり入っていることも多く、毎日のように食べていると体への負担が心配になりますよね。
「甘いものを楽しみたい。でも体にも優しくしたい。」
そんな思いを持つあなたへ、今回は“ヘルシーでひんやり美味しい”手作りおやつレシピをご紹介します。豆乳やフルーツ、発酵食品、寒天などを使った、簡単で栄養バランスの良いレシピを中心に集めました。
夏のご褒美に、自分や家族の体に優しい冷たいおやつ、始めてみませんか?
豆乳バナナアイス
乳製品・砂糖なし!自然の甘さでやさしい味わい
材料(2人分)
- 熟したバナナ 1本
- 無調整豆乳 100ml
- はちみつ or ラカント 小さじ1〜2(好みで)
作り方
- バナナをスライスして冷凍する(1時間〜凍るまで)。
- 凍ったバナナと豆乳、はちみつをミキサーで撹拌。
- 器に盛ってすぐ食べるか、再度冷凍してシャーベット風に!
ポイント
バナナの自然な甘みがメインなので、甘さ控えめにしたい方ははちみつなしでもOK。乳製品を使わず、アレルギーのある方にも優しいレシピです。
寒天フルーツジュレ
食物繊維たっぷりでお腹も喜ぶ!
材料(2〜3人分)
- 100%オレンジジュース 300ml
- 粉寒天 2g
- 季節の果物(キウイ・いちご・みかんなど)適量
作り方
- 果物は食べやすくカットして器に入れておく。
- 鍋にジュースと粉寒天を入れ、中火で沸騰させ1分ほど煮る。
- 火を止めて粗熱が取れたら、器に注いで冷やす。
ポイント
寒天はノンカロリーで食物繊維が豊富。便秘気味の方にもおすすめ。市販ゼリーより安心・低糖質!
甘酒ヨーグルトシャーベット
発酵の力で美腸&美肌をサポート
材料(2人分)
- 米麹の甘酒 100ml
- プレーンヨーグルト 100ml
- レモン汁 少々(あれば)
作り方
- 材料を混ぜて保存容器に入れる。
- 冷凍庫で2〜3時間凍らせ、途中で混ぜて空気を含ませる。
- スプーンで崩して器に盛る。
ポイント
麹の甘酒はノンシュガー&栄養価高め。ヨーグルトと合わせることで、整腸作用・美容効果も期待!
黒ごま豆腐風デザート
ごまの香ばしさと豆乳のまろやかさが絶妙!
材料(2人分)
- 無調整豆乳 200ml
- 練りごま(黒)大さじ1
- ゼラチン 5g
- 黒みつ(またははちみつ)少量
作り方
- ゼラチンを水でふやかす。
- 鍋で豆乳を温め、練りごまを溶かし入れ、ゼラチンも加えて溶かす。
- 器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。
- 黒みつを少し垂らして完成!
ポイント
たんぱく質・ミネラル豊富なごま&豆乳で満足感も◎。冷やしてからの風味が格別!
オートミール豆乳プリン
腹持ちも抜群!ダイエット中のおやつに
材料(2人分)
- 無調整豆乳 200ml
- オートミール 大さじ2
- ゼラチン 5g
- メープルシロップ or ラカント 少々
作り方
- オートミールを豆乳に浸し、電子レンジで1〜2分加熱。
- ゼラチンを加えてよく混ぜる。
- 器に入れて冷蔵庫で冷やす。好みでトッピングを。
ポイント
オートミールは血糖値の上昇を緩やかにしてくれる低GI食品。夜のデザートにもおすすめです。
冷たいおやつでも“体を冷やしすぎない”ために
冷たいものばかりを食べていると、内臓が冷えて消化力が落ちたり、女性はとくに不調を感じやすくなることも。以下のような工夫で、体の負担を減らしましょう。
- 一気に食べず、ゆっくり味わう
- 生姜やシナモン、レモンなど体を温める食材をプラス
- 温かい飲み物と一緒に楽しむ
「美味しくて冷たい」だけでなく「体がよろこぶ」おやつにしていくことが大切ですね。
夏のおやつは、自分をいたわるご褒美に
市販のアイスやスイーツも魅力的ですが、手作りで体に優しいおやつは、食べると心まで満たされます。
今回ご紹介したレシピは、どれもシンプルでアレンジしやすいものばかり。
甘さや材料も好みに応じて調整できるので、家族の健康状態に合わせてカスタマイズするのもおすすめです。
暑さでバテ気味になる前に、自分の体に「ありがとう」を伝える意味でも、ぜひ“からだ想いの冷たいおやつ”を試してみてくださいね。
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