更年期という言葉には、どこかネガティブなイメージがつきまといます。
ホットフラッシュ、気分の浮き沈み、不眠、不安…。私自身もそんな症状に悩まされた一人です。
でも、閉経を迎えてからしばらく経った今、ふと気づいたのです。
「悪いことばかりじゃなかったな」って。
むしろ、これまで我慢していたこと、気づかなかった快適さに出会えている。
そんな前向きな変化を、今回はお伝えしたいと思います。
1:ナプキン卒業!自由を手にした毎日
まず何よりも大きいのが、生理がなくなったことによる“解放感”。
- 外出中、ナプキンの心配をしなくていい
- 急な出血に備えるポーチも不要に
- 白いパンツや淡い色の服も堂々と着られるように
これは本当に大きな変化でした。
それまで無意識のうちに「念のため」を積み重ねていたことに気づかされます。
また、生理用品にかかっていた出費もゼロに。
痛み止め、鎮静剤などもほとんど必要なくなり、その分、ちょっといい化粧品を買ったり、カフェでのんびり過ごしたり、心にもゆとりが生まれました。
2:旅行・お出かけのハードルがぐんと低く!
閉経前は、生理周期に旅行を合わせたり、温泉宿を諦めたり…。
「もしかしたら…」と考えるだけで、予定を立てるのが億劫になることもありました。
けれど今は、思い立ったときにどこへでも行けます。
- 海外旅行の長時間移動も安心
- 温泉やスパも心から楽しめる
- 旅行カバンが軽くなった(生理用品いらず!)
自由な時間を、より自由に。
今まで以上に「自分のために」旅をする楽しさを知った気がします。
3:ファッションがもっと楽しくなった!
洋服を選ぶときの“制限”がなくなったのも、閉経後の意外なメリット。
- 白、ベージュ、ライトグレー…
以前は避けがちだった淡色系がワードローブに仲間入り - タイトスカートやリネン素材もOKに
- 夏の薄手パンツも気にせず着られる
特に白パンツやワンピースを着たときは「生理のない自由ってすごい」と実感します。
見た目だけでなく、気持ちまでパッと明るくなるような、そんな感覚です。
4:気づいた“これからの私”の楽しみ方
更年期を通して体調の波に悩まされながらも、自分の体と向き合う時間が増えたことで、新しい自分の「基準」や「心地よさ」にも気づけました。
- 疲れた日は休む
- 気が向いたら出かける
- 無理しない、自分を責めない
- おしゃれも自分のために楽しむ
周囲にどう見られるかではなく、「自分がどうありたいか」で動けるようになった今、人生の“第2章”が始まったような気持ちでいます。
5:まとめ -閉経は「終わり」じゃなく「はじまり」
閉経=不自由、というイメージは確かにあります。
でも私にとっては「自由を取り戻した節目」でもありました。
ナプキンや痛み止めを買わなくなっただけでなく、
気持ちも行動も、ずっと軽く、自由になった気がしています。
もちろん、更年期の不調はつらいし、今も完全に抜けきったわけではありません。
でも、そんな中でも「変わってよかったこと」を見つけられたことで、これからの人生にも前向きになれました。
これを読んでいるあなたへ
もし今、更年期の症状でつらい日々を過ごしていたとしても、
その先にはちょっとした“自由”や“楽しみ”が待っているかもしれません。
「閉経後は思ったより悪くないよ」
そう言える日が、あなたにもきっと訪れます。
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