日差しが強くなる季節になると、必ず話題に上がる「飲む日焼け止め」。 気になってはいるけれど、「本当に効果があるの?」「肌に何か変化はある?」と半信半疑な人も多いのではないでしょうか。
私も最初は「日焼け止めは塗るもの」というイメージしかありませんでしたが、実際に3ヶ月飲み続けてみると、思った以上の実感がありました。
この記事では、飲む日焼け止めの基本知識、私が3ヶ月試した体験レビュー、選び方のコツ、そして注意点まで、詳しくお届けします。
1. 飲む日焼け止めとは?仕組みと成分について
飲む日焼け止めとは、体の内側から紫外線ダメージを軽減することを目的としたサプリメントです。
主な働きは、
- 紫外線によって発生する活性酸素を除去する
- 炎症を抑える
- メラニン生成を抑える といった抗酸化作用によるサポートです。
主成分としてよく使われるのは:
- フェーンブロック(Polypodium Leucotomos):シダ植物由来のエキスで、紫外線による細胞ダメージを抑える働きがある
- ニュートロックスサン:ローズマリーやシトラスの抽出成分。抗酸化力が高く、紫外線による炎症を抑制
- ビタミンC・E:美白と抗酸化の定番成分
- アスタキサンチン・ルテイン:光老化を防ぐ成分として近年注目
これらをバランスよく配合した製品が、飲む日焼け止めとして市販されています。
2. 実際に飲んでみた!3ヶ月の変化と感想
私が試したのは、朝に1粒飲むタイプのサプリ。 外出が多い日も少ない日も、毎日欠かさず飲み続けました。
◆1ヶ月目
- 飲み始めてすぐは正直、目に見える変化はなし
- ただ、強い日差しを浴びた日も「赤くならないかも?」という感覚がうっすら
◆2ヶ月目
- 例年なら日差しで肌が赤くなるのに、明らかに赤みが出にくい
- 肌の乾燥が少なく、化粧ノリが良い日が増えた
- 日中の肌疲れをあまり感じない
◆3ヶ月目
- 炎天下のレジャー(公園やドライブ)でも「焼けた感」が少ない
- 日焼け止めを塗り直す回数は減ったが、肌の状態は安定
- 肌全体がくすみにくく、透明感が持続
ただし、「まったく焼けない」というわけではありません。 紫外線対策の“サポート”という位置づけであることが重要です。
3. 飲むだけじゃ足りない?併用したケア
飲む日焼け止めはあくまで“補助的ケア”です。実際、以下の対策と併用することで相乗効果が出たと感じました。
- 顔と首には必ず日焼け止めクリームを塗る(SPF50・PA+++以上)
- 日傘・帽子・アームカバーの着用
- こまめな水分補給とビタミン補給
- 帰宅後すぐのクレンジング&保湿
「飲んでるから安心」ではなく、「飲んでるからこそ、ケアに手を抜かない」意識が大切です。
4. 飲む日焼け止めの選び方|成分と安全性の見極め
市場にはたくさんの飲む日焼け止めが出回っていますが、選ぶときに注目したいポイントは以下です。
◎成分がしっかり明記されているか
- フェーンブロック、ニュートロックスサンなどの有効成分がしっかり含まれているか
◎信頼できる製造元か
- 海外製でも品質管理がしっかりしているか
- 国内販売会社の実績やサポート体制もチェック
◎続けやすい価格・形状
- 毎日続けるものなので、粒の大きさや味、価格帯も重要
私は「ニュートロックスサン配合・国産・無添加」のタイプを選びましたが、飲みやすさと安心感のバランスが取れていたと思います。
5. 飲んではいけない人・注意点はある?
基本的にサプリメントは食品扱いですが、注意点もあります。
- 妊娠中・授乳中の方は医師に相談を
- 持病や薬を飲んでいる方は、成分の相互作用に注意
- 即効性はないため、継続が前提
また、「シミが薄くなる」「美白になる」というのは過剰な期待かもしれません。あくまで紫外線対策の補助として取り入れるのが正解です。
6. まとめ|“内側から守る”新しい紫外線対策
飲む日焼け止めは、塗る日焼け止めだけではカバーしきれない部分を補ってくれる、新しい選択肢です。
実際に3ヶ月使って感じたのは、
- 肌が赤くなりにくくなった
- 肌の乾燥やごわつきが減った
- 「焼けた感」が軽減された
ただし、それはあくまでトータルな紫外線対策の一部として機能した結果です。
内側からのケアを取り入れつつ、外側からの基本的な対策(塗る・遮る・補う)を続けることが、一番の美肌&UV対策になると実感しました。
これから夏本番に向けて、「飲む日焼け止め」も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか? あなたの肌が、夏の太陽に負けず、元気に輝きますように。
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