なぜ梅雨に体調が崩れるの?
雨が続く梅雨の時期、「なんとなく体が重い」「やる気が出ない」「朝から頭が痛い」などの不調を感じたことはありませんか? 実はそれ、気のせいではありません。梅雨の不調には、いくつかのはっきりした原因があるんです。
原因1:気圧の変化で自律神経が乱れる
梅雨は低気圧の日が多く、自律神経が乱れやすくなります。自律神経は体温調整やホルモン分泌、睡眠リズムなどを司っているため、乱れることで「だるさ」「頭痛」「めまい」「寝つきの悪さ」などを感じやすくなります。
原因2:湿度の高さが体の巡りを悪くする
湿気が多いと汗がうまく蒸発できず、体に熱や水分がこもりがちになります。この状態を東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」と呼び、むくみや重だるさ、関節の違和感を引き起こす原因になります。
原因3:寒暖差と日照不足
梅雨は一日の中で気温差が激しく、日照時間も短い季節。こうした環境は心の不調や肌トラブルにもつながりやすく、気分が落ち込みやすくなるのも特徴です。
「私が感じた不調」と読者が共感しやすい症状例
私自身も梅雨の時期になると、決まって起きるのが「朝の頭痛」「顔のむくみ」「肌のごわつき」でした。
子育て中の友人たちからも「なんとなくだるい」「イライラする」「肩こりが取れない」といった声をよく聞きます。
よくある梅雨時の体と心の不調
- 頭痛・肩こり
- むくみ・関節の重さ
- 寝つきが悪い・眠りが浅い
- 肌荒れ・髪のうねり
- 気分の落ち込み・イライラ
年齢が上がるとともに、「不調の種類が増えた気がする」「若いころは感じなかった重だるさが出てきた」と感じる人も多く、特に40代以降の女性では、ホルモンバランスの影響も加わって更年期の症状と重なることも。
「私だけかな」と思いがちなこれらの不調は、実は多くの人が経験している“季節の変わり目あるある”なんです。
暮らしの中でできる“湿気不調”対策
不調をゼロにするのは難しくても、「少しラクにする」ことはできます。 私が実践している、暮らしの中での対策をご紹介します。
家の環境を整える
- 除湿機を活用して、部屋の湿度を50~60%に保つ
- 布団乾燥機や除湿シートで寝具のジメジメを防ぐ
- カビ対策に、押し入れや靴箱にも除湿剤を置く
食事で内側からケア
- 体を冷やさないよう、冷たい飲み物は控えめに
- 利尿作用のある「とうもろこし」「小豆」「きゅうり」などの食材を積極的に
- 発酵食品や温かいスープで腸を元気に保つ
日々の習慣を見直す
- お風呂はシャワーだけでなく、ぬるめのお湯に10分以上浸かる
- 寝る前にスマホを見ない、照明を落として睡眠の質を高める
- 朝のストレッチや深呼吸で、自律神経を整える
体の中から整えるサプリメント活用術
生活習慣の見直しと合わせて、私はサプリメントも取り入れています。
ビタミンB群
疲れやすい・イライラする時に心強い味方。エネルギー代謝にも関わるため、疲労感が軽減されました。
マグネシウム&鉄
生理前後や睡眠の質が気になるときに欠かせない。筋肉の緊張緩和にも役立ち、肩こりがラクになる感覚が。
エクオール
40代以降の女性におすすめ。ホルモンバランスのサポートに加え、関節の違和感や肌のハリの低下にも実感あり。
実際に私はDHCの「エクオール」と Dear-Naturaの「マルチビタミン&ミネラル」も活用中です。 あくまで補助ですが、「なんとなく整ってきた」と感じられるのが嬉しいポイントです。
不調と向き合うことで、季節の変わり目を心地よく
梅雨の不調は、誰にでも起こりうる“自然な反応”です。 無理に「元気にならなきゃ」と思うのではなく、「今はそういう時期だからこそ、自分をいたわって過ごそう」と考えることも大切です。
不調と上手に付き合うことで、むしろ季節の変化を敏感に楽しめるようにもなります。
今日から始められる“梅雨だる”対策3つ
- 寝具と部屋の湿度管理で、心地よい睡眠を
- 温かい食事と発酵食品で腸と気持ちを整える
- サプリメントで体内リズムにサポートを
この時期のだるさや不快感は、「ちゃんとケアすればラクになる」と実感しています。 自分をちょっと大切にするだけで、毎日が変わりますよ。
ぜひ、できることから始めてみてくださいね。
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